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この春,新型コロナウィルスCOVID-19から世界中に強烈なメッセージが届き,われわれ人間が開発し,改変してきた環境と社会に,急ブレーキがかかりました。しかし皮肉にも,この数ヶ月で大気汚染 は急減し,現在,サンフランシスコの二酸化窒素レベルは20世紀前半以来の低さとも言われています。はからずも,人間が推進してきたグロバリゼーションに大きな落とし穴があることを知ることとなり,今,自然共生型のあらたな社会構築が求められています。 本研究科では,持続可能な社会をめざして,新しい社会の創出に向けて具体的な課題を見出し,人間関係の構築,地球環境の保全のために,高度な専門性と実践力を有する人材を育成することを教育目標としています。本学においても,長期間,入構制限が続いていましたが,制限はあるものの6月以降,本研究科大学院生は,それぞれの課題に向けて,実験,フィールド調査,文献調査などをふたたびスタートさせています。 この数ヶ月間,われわれが経験した閉塞感をともなう長い時間には意味があるはずです。この時期を,自然と人類の調和とは何かを考える機会とし,人類と地球の豊かな未来に向けて,大学院生が新しい発想と叡智を注いでいる姿勢に,心よりのエールを贈ります。
人間環境学研究科長 前迫ゆり 令和2年6月22日
持続可能な社会、循環型社会への転換をめざし、ひとりひとりの自発的?積極的な活動が求められる時代。このような時代に、新しい社会の創出に向けて、具体的な課題を見出し、人間関係の構築、地球環境の保全のための計画づくりや実践力を有する人材を育てることが、本研究科のめざすところです。
環境問題では、いろいろな要素が絡み合うもの。 人間環境学科では、学際的な研究に取り組み、関連する領域の学問的成果を幅広く取り入れ、自らの研究を推進することができます。